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ブライダル・結婚式場向けホームページ制作会社選びのポイント
ウエディング Wakiyama
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ウエディング Wakiyama
・ポイント
①「雰囲気」のデザインができるか
②「来館予約」を獲得するための情報整理や設計ができるか
③「ブライダル業界の言葉や常識」で意思疎通ができるかどうか
ブライダル・結婚式場がホームページ制作会社を選ぶ際、会場の「雰囲気」をホームページ上のデザインとして表現できるかは、重要なポイントです。
次の、アンケート結果をご覧ください。
ブライダル情報誌「ゼクシィ」の発行元リクルートが運営する「ブライダル総研」で、毎年行っている「結婚トレンド調査」の最新版(2021年11月発表 https://souken.zexy.net/research_news/trend.html)
このアンケートは実際に披露宴・ウエディングパーティ会場を探しているカップルを対象に行われたものですが、「披露宴・ウエディングパーティ会場を訪問・決定する際の重視点」という項目の結果として、1位:料理、2位:交通・アクセス、3位:会場の雰囲気が挙げられています。
(ゼクシィ 結婚トレンド調査2021調べ)。弊社のお客様が実施されている来館アンケートでも、この3項目は常に上位を占めています。
これらは、お客様がホームページを閲覧する際に特に重視されている項目です。
ホームページ制作を依頼する場合は、「個店ごとの会場の雰囲気」をホームページ上で演出できる制作会社かどうかを見極めましょう。
オンラインで式場選びをされるお客様は、複数のホームページを比較検討し、自分の理想にあった会場かどうかを確認される傾向にあります。
そのため、結婚式会場や衣裳店のイメージがステレオタイプなデザインに落とし込まれている場合、印象に残りづらくなってしまいます。
一方で、個店ごとのコンセプトや特徴を踏まえた「雰囲気」が伝わる、ブランディングされたホームページは強く印象に残り、興味を引き立てるでしょう。
制作会社の制作実績をチェックすることも大切です。
例えば、次のような実績を掲載している制作会社は避けた方が良いでしょう。
・お客様の結婚式場選定ポイントである「広さ」や「空間イメージ」を考慮しない写真トリミング
・「結婚式」というキーワードから、安直にピンク系統の色やゴシック調のデコクラティヴなモチーフを多用し、実際の会場の雰囲気と乖離するデザイン
・本来であれば、結婚式場の雰囲気を押し出すべきところ、花嫁のモデル写真だけがやたらと目立つ写真選定
・「フランス料理」が売りのお店なのに、パーティ事例にビール瓶が写っている写真を使用するなど世界観が統一されていないデザイン
・そもそもホームページ全体のデザイン品質が低い
など、小さなデザインの失敗が積み重なることで会場のイメージが劣化して伝わってしまいます。
このような制作会社に任せてしまうと、結婚式場が本来持っている「雰囲気」が伝わらないどころか、ブランディングが損なわれ、「来館予約」をしない決断になりかねません。
ホームページ/Webサイト制作会社を選ぶ際は、コンセプトや特長を含めた「雰囲気」を伝えられる制作会社かどうかというポイントを必ず押さえましょう。
ブライダル・結婚式場にとって、ホームページは重要な集客媒体であり、設計段階から「来館予約」に繋がる導線を整えなければなりません。
そのためには、来館予約に至るまでの情報整理が前提となります。
事前に整理ができていない場合、ホームページ上に様々な情報があふれてしまい、本当に伝えたいことが伝わらなくなってしまいます。
確かに、企業様にとって、伝えたいことはたくさんあるでしょう。しかし、全部を見せようとすると散漫になってしまうのです。
その結果、お客様はノイズとして情報を受け取り、「来館予約」をしない結論に至ってしまうでしょう。
先述の通り、ありきたりなホームページではお客様から選ばれる理由にはなりません。
必要なのは、ホームページ上で「個店の持つ独自の強み、競合他店と比較した差別化要素、カップルに選んでもらうポイント」をきちんと伝えきることです。
これらの情報を網羅した上で、何を見せて、何を見せないのか、情報の選択と集中が鍵となります。
ホームページ制作に掛ける予算にも注意しましょう。
掲載する情報が増えるほど、費用もかさんでしまいます。
自社利益を優先する制作会社では、情報の掲載量を増やそうとするでしょう。
一方で、顧客利益を優先する制作会社は、Webマーケティングの観点も取り入れ、必要な情報を選別し、必要でない情報は極力削ったうえで効果的にブランディングされたホームページを作ります。
結婚式場のホームページでの「カップルレポート」コンテンツ制作事例を例に出しましょう。
実際にどのような結婚式を行ったのかの情報や、挙式の感想は、結婚式場選びを行っているカップルからの関心が高いものです。
実際に、カップルレポートを掲載している会場様のホームページのアクセス解析を見ると、PV(閲覧)数が多い傾向にあります。
ですが、カップルレポートを掲載すれば必ず来館予約に結び付くかというと、決してそうではありません。
例えば、次のようなケースを考えてみてください。
・「オリジナルウエディング」を謳っているのに画一的な内容が多数掲載されている
・「光の差し込む明るい、暖かな会場」という雰囲気で売っているのに実際の写真が暗い
・「チャペル」を売りにしている会場なのに、和装の写真が目立つ
たとえ人気があるからという理由で、カップルレポートを作ったとしても、このような支離滅裂な設計・デザインではお客様にとってのノイズになりかねません。
残念なことに上記事例は、しばしば見受けられます。しかし、「来館予約」に至らないことは明白でしょう。
ブライダル・結婚式場のホームページは先述の通り、集客媒体としての役割を担っています。
そのため、コンテンツ作りについても「来館予約」というゴールから逆算し、設計しなければなりません。
・(ペルソナ)会場のターゲットとなる顧客層はどんな花嫁なのか
・(戦略)そのターゲットにはどういう情報を、どのような切り口で伝えると効果的なのか
・(戦術)自社の強みや他社との差異化ポイント、花嫁から選ばれるポイントをどのように「ホームページ」というメディアに落とし込んで表現するか
これらの情報を会場のマーケティング戦略に合わせて設計し、ホームページ上に表現させることでブランディングが強化され、来館予約に繋がっていくのです。
ブライダル・結婚式場のホームページを新規で制作する際、リニューアルする際は、上記「ペルソナ・戦略・戦術」を考慮して設計(デザイン)を行ってくれる会社かどうかをチェックしてください。
ホームページの制作を依頼する場合は、ブライダル業界の一般常識が通用する制作会社であるかどうかもポイントです。
例えば、「花嫁クラスタ」は、ブライダル・結婚式場のホームページ設計を語るうえで外せない用語ですよね。
クラスタとは、日本語で言うところの、「群、集団」を意味する用語です。ブライダル業界で言う「クラスタ」は先述のゼクシィが定義したもので、結婚式場のペルソナを8種類に分類し、定義しています。
ゼクシィ花嫁クラスタの一例
・愛され姫子:みんなから「かわいい」と言われたい、プリンセスになれる結婚式を希望する花嫁
・ノーマル常子:世間で流行っている事に追従し、定番で型通りの結婚式を希望する花嫁
・フレンドリー笑子:自分のことよりゲストのこと。ゲストと一緒に楽しい時間を共有できる結婚式を希望する花嫁
クラスタ分けすることで、それぞれの嗜好に見合った戦略を練り、ホームページの設計に活かすことが来館予約へと繋がっていきます。
しかしながら、ホームページ制作会社/Web制作会社のほとんどは、「クラスタ」のようなブライダル業界で一般的に用いられている言葉や常識に関する知識を有していません。
そのため、ブライダル・結婚式場のホームページ制作において、何が効果的で、何が効果的でないのかを理解できず、依頼側の本意に反した設計・デザインができあがってしまいます。
クラスタ以外にも、ホームページのゴールアクションとして「来館予約」を設定する場合、他業種の企業とはCTA(行動喚起)の割合が異なります。主に、結婚式場では「資料請求」の反響があった内、実際に来館する割合は20%程度しかありません。ところが、ブライダル業界のホームページ制作に慣れていない制作会社は、この常識を知らず、見当違いな設計をしてしまうでしょう。
また、結婚式場ホームページの訪問者がアクセスする点も見過ごせません。ターゲットである新郎新婦以外に、親御様やゲストもアクセスすることが見込まれます。つまり、関係者が閲覧した時に、その会場を選んだカップルが「選んだことを誇れる」要素も求められるのです。
このような、ブライダル業界特有の常識となっている事象や前提条件、価値観は、経験が浅い制作会社では理解しにくい傾向があります。そのため、制作以前の打ち合わせの段階での相違やトラブルも考えられます。
例えば、ホームページに掲載するコピーをイメージしてみてください。
先述した、フレンドリー笑子(ゲストが楽しめる式を挙げたい)に対して、「まるでお姫様のような豪華な挙式が」というコピーが刺さらないことは明白ではないでしょうか。
デザイン面でも、十分な知識と経験がない制作会社の場合、相違が生じる可能性が高くなります。
例えば、「シンプルでスタイリッシュ」な雰囲気の会場であるのに、過度な意匠が入ったデザインを提案してきたり、「広さ」や「空間」を見せるべきところ、画像を横長トリミングでレイアウトしたりする制作会社は少なくありません。
さらに、ホームページの成果として、反響の数を資料請求やお問い合わせも含んだレポートを挙げる制作会社にも注意が必要です。
一言に「お問い合わせ」と言っても、そこにはゲストからの余興相談やご成約後のカップルからの連絡なども含まれます。そのため、「来館予約」を目的とする会場ホームページではコンバージョン価値が低くなってしまうのです。
一方で、ブライダル業界の知識・経験が豊富な制作会社であれば、ひとつのコトを伝えるのに10の言葉を費やすところが1の言葉で済んだり、言葉で定義されるモノ・コトのズレがなかったり、ブライダル業界の言葉や常識で意思疎通ができるメリットがあります。
このような制作会社がホームページを制作する場合、結婚式場のWeb担当者様の負荷も軽減され、結果として、ひとつひとつのやり取りの精度の向上が期待できます。
ホームページ制作会社/Web制作会社を選ぶ際は、「Web業界の常識」よりも「ブライダル業界の常識」に耳を傾けて対応や提案を行ってくれる会社かどうかをチェックしてください。
ここまで、ブライダル業界・結婚式場様向けにホームページ制作会社/Web制作会社を選ぶポイントを詳しく解説しました。
しかし、まだどのような制作会社を選べばいいのか決め手を得られていないのではないでしょうか。
ここからは、ブラダイダルのホームページ制作を得意とする弊社Rondmarkのご紹介を致します。制作会社選定の参考にご活用ください。
弊社では、北は北海道、南は沖縄に至るまで、数々の結婚式場様、ブライダル会場様のホームページを手掛けて参りました。
参考例はこちら:https://www.rondomark.jp/bridal/
これまでのブライダル業界のサイト制作実績は60件以上、Webを活用した集客サポートを行っている店舗も50件以上にのぼります。
弊社では、Webブランディング、戦略設計に精通したディレクターを始め、経験豊かなデザイナーや、エンジニアなど専門スキルを有するスタッフが在籍しております。
全国に店舗を展開するブライダル企業のWEB担当者を現役で務めるディレクター、前職がウエディングプランナーで当時成約率NO.1だったディレクターも在籍しているため、ブライダル企業様に特化したホームページを得意としているのです。
つまり、ブライダル企業様の目線に立ち、Webマーケティングにおいて何が必要であるのか、必要でないのかの情報を見極めることができるため、最適かつ効果的なホームページ制作が可能です。
これら専門スタッフの豊富な実績を最大限に活用し、ブライダル企業様が抱えられている課題を、Webで一貫して解決へ導く力は弊社の最大の強みといえるでしょう。
さらに、ホームページ制作はもちろんのこと、ゼクシィNETなど、各種ポータルサイトの効果検証と運用コンサルティングも実施し、お客様の来館予約のコンバージョンアップへ向けた施策が可能です。
また、お店のコンセプト制作から撮影、パンフレット制作などホームページ以外のクリエイティヴにも対応しております。
オンライン、オフラインを通じ企業様に最適な戦略設計のコンサルティングも行うなど、他社制作会社様に比べ、よりご満足いただけるサービスをご提供中です。
ブライダル・結婚式場のホームページ制作・リニューアルをご検討のWeb担当者様は、弊社までお気軽にお問い合わせ下さい。