デザイナー
大島 祥平

「デザインの良いサイトにしたい」。ご相談のなかで、よくいただく言葉です。 見た目が良いことは、とても大事です。ただ、私たちはいつも、その先まで一緒に考えたいと思っています。きれいなサイトができて終わりではなく、良いデザインは見た目の向こうで、もっといろいろなものを動かせるからです。 良いデザインのサイトが実際に何を変えるのか。見た人の行動から、経営、そして社内のことまで、順にお話しします。
きれい、おしゃれ、かっこいい。これらはとても大切ですが、それ自体がゴールではありません。見た目は、その先にある目的を達成するための手段です。
目的とは、多くの場合「見た人に動いてもらうこと」です。問い合わせる、資料を請求する、来店する、応募する。サイトをつくる以上、その先に叶えたいことがあります。
だから私たちは、デザインを「きれいかどうか」だけでは見ません。「その行動につながるかどうか」で見ます。どれだけ美しくても、人が動かなければ、サイトとしての役割は果たせていません。まずはこの前提から、一緒に立て直したいと考えています。
見た目が人の心を動かすことは、まぎれもない事実です。サイトを開いた瞬間の第一印象で、「なんだか良さそう」「ちゃんとしてそう」と感じてもらえるかどうか。そこで惹きつけられなければ、中身を読んでもらえません。美しさには、人の気持ちを引き寄せる確かな力があります。
プロのデザイナーは、そこからもう一歩踏み込みます。惹きつけたあと、その人がどう動くかまで考えて設計します。
どこを最初に見るか。どこで迷いそうか。どんな順番なら、すっと理解できるか。何があれば、安心して次の一歩を踏み出せるか。人の視線や心理の動きを想像しながら、ボタンの位置、言葉、余白の一つひとつを決めていきます。
心を動かして惹きつけ、そして行動まで導く。良いデザインは、その両方を同時に行っています。
一つひとつは地味な設計の積み重ねですが、これが積もると、やがて経営の数字につながります。
問い合わせが増える。採用の応募が集まる。商品が売れる。「あの会社、良いよね」と覚えてもらえる。サイトのデザインは、こうした成果に直結する部分です。
だからこそ私たちは、デザインを「コスト」ではなく「投資」として捉えています。見た目を整えるための出費ではなく、事業を前に進めるための打ち手です。そう考えると、どこにこだわるべきかの判断も変わります。
きれいにすること自体が目的になると、お金をかけた割に成果が動かない、ということが起きがちです。目的を事業のゴールに置く。その視点があるだけで、デザインは経営の味方になります。
デザインが効くのは、外のお客さまに対してだけではありません。社内にも効きます。
自社のサイトやツールが、誇れる状態に整っている。それだけで、そこで働く人の気持ちは変わります。「この会社で働いている」と胸を張れる。採用の場面でも、言葉にしづらい会社の魅力が、形になって伝わります。
デザインを通じて「自分たちは何を大事にしているのか」が目に見えるようになると、社内の判断の軸も揃っていきます。これは、インナーブランディングとして近年注目されている考え方です。
外に向けた顔を整えることが、めぐりめぐって、中にいる人の誇りや一体感につながる。良いデザインは、そういう形でも会社を支えます。
いまのサイトで気になっているところがあれば、見た目のことでも、成果のことでも、気軽にご相談ください。私たちが一緒に考えます。
デザインの良し悪しは、「何のために作るか」が決まって、はじめて判断できます。
問い合わせを増やしたいのか。採用を強くしたいのか。ブランドの印象を変えたいのか。ゴールによって、良いデザインの形はまったく変わります。ここが曖昧なまま進めると、どれだけ手をかけても、「見た目はいいけれど、何も変わらない」サイトになってしまいます。
私たちデザイナーの仕事は、きれいに仕上げることだけではありません。本当は何を叶えたいのかを一緒に見つけて、そのゴールから逆算して設計する。ここに、プロの力が必要だと考えています。
優先すべきは、迷わせないことです。
どこで何ができるのか、問い合わせの入り口はどこにあるのか。それが一目でわかる状態をつくります。あわせて、実績や事例、よくある不安への答えを適切な位置に置き、「ここに頼んで大丈夫だ」と感じてもらえるように設計します。
このゴールでは、凝った見せ方よりも、行動のしやすさが優先されます。きれいさを足すより、迷いを一つずつ取り除くことが成果に近づきます。
優先すべきは、働く人の姿が伝わることです。
給与や制度といった条件だけでなく、どんな人が、どんな空気のなかで働いているのか。写真や言葉を通じて、「ここで働く自分」を想像してもらえるかどうかが鍵になります。
このゴールでは、きれいに飾ることより、素の雰囲気や正直さが効きます。整いすぎた情報より、現場のリアルが伝わるほうが、応募という一歩につながります。
優先すべきは、全体の一貫性です。
色、写真のトーン、言葉づかい。それらをページの隅々まで揃えることで、「この会社は、こういう会社だ」という印象が立ち上がります。
このゴールでは、個別のページの機能より、サイト全体から受け取る空気が重要になります。一枚ずつは地味でも、一貫して積み重ねることで、会社の人格が形になっていきます。
ゴールが変われば、優先順位も、良いデザインの形も変わります。だからこそ、最初に「本当は何を叶えたいのか」を見極めることが欠かせません。
私たちデザイナーの仕事は、きれいに仕上げることだけではありません。そのゴールを一緒に見つけて、逆算して設計する。ここに、プロの力が必要だと考えています。
私たちロンドマークは、もともとブライダルやホスピタリティの業界で多くのサイトをつくってきました。この領域は、「この会場で式を挙げたい」と思ってもらい、来館予約という一つのゴールまで、人の気持ちをていねいに導く仕事です。
どんな写真で心が動くか。どんな言葉で不安が消えるか。どういう順番で見せれば、迷わず予約まで進めるか。人の感情と動線を、とことん考え抜いてきました。
この経験は、ブライダルに限りません。人が何かを見て、心を動かし、行動する。その流れは、どんな業界のサイトでも同じです。だから私たちは、ブライダルで培った「気持ちと動線の設計力」を、一般企業のコーポレートサイトや採用サイトにも活かしています。
見た目を整えるだけでなく、その先の成果まで。そして、その先にいる人によろこんでもらうこと。それが、私たちがデザインでできることです。
気になることがあれば、気軽に声をかけてください。
デザイナー
大島 祥平
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